カラフルなグレーの短編日記

野生のアスペが人間社会で生きたくなったら

運転するのが恐かったけど、一応出来ている

6月の終わりから、車を運転しています。

去年のGWに合宿で免許を取って以来、1年ぶり。

免許取得後、一度も運転していなくても、半年経過したら、初心者マークを付けなくて良いのですね……。

それって、初心者より恐い存在じゃないかな……。(初心者マーク、付けています)

 

運転は最も向いていないことの一つだと思って避けていたけど、一応、出来ています。

 

車社会へ引っ越ししてから、1年以上は、徒歩と、本数の少ない電車と、旦那の献身的な送迎で、なんとかやり過ごしていました。

出かけるのは会社か、主要な駅の周辺か、近所のスーパーが殆どだったので。

 

会社まで、車で十数分の距離を、電車で約40分(駅まで徒歩計30分)か、徒歩1時間かけて通っていました。

自転車も買ったけど、最初の数日で断念。

会社までの道は、徒歩や車では分からないくらいの、なだらか上り坂が続いています。自転車で通い始めたのは冬で、雪も積もっていたので、ブランクがあるヨタヨタ走りの自転車には、難易度が高すぎました。

歩道に20センチ以上積もった雪は、人が歩いた跡が踏み固められて、雪道になります。

人が一人通れるくらいの雪道が、歩道の幅によって、一本~二本出来るので、自転車もその溝のような道を通ります。

歩いている人とすれ違う時は、自転車を雪道の端に寄せて、踏み固められていない雪にざくざく入って、待つ。

通常は自転車で30分もかからない距離なのに、50分かかる……。

 寒いし……。

 少しでもテンションを上たくて、デザイン重視で選んだ白い自転車だったけど、殆ど乗らずに譲ってしまいました。

それ以来、行きは旦那の車で、帰りは何らかの手段で、2年間懲りずに通っていました。

色々な人から、車無しでは大変だよと言われても、

「利便性の為に、人が死ぬかもしれないことを、みんな分かっていない」と、頑なに拒否して。

 

現在、大きな事故はなく、3ヶ月くらい経ちました。

あの恐怖は何だったんだろうという感じで、一人でふらふら乗ってます。

 

人を乗せるのは、まだ危険。会話をしながらだと、注意力は40%まで低下。

それから、糖質を摂った直後は眠気がヤバイ。

音楽も、真剣に聞き始めたり、歌い出すくらいご機嫌になると、うっかりやらかしかねないので、体調に合わせてプレイリストを選ぶ。

 

注意力を保てるように、対策は必要だけど、何とかできています。

 

*****************************

 

運転が恐くて、できれば一生避けたかった。

自分の不注意も恐いし、信用が前提の交通ルールも恐かった。

どうして車道に人が飛び出してこないと信じられるのか、分からない。

近くを歩いている人の気分が急に変わって、衝動的に車道に飛び出すかもしれないのに、どうして「通常はそんなことは起きない」前提で運転していられるんだろうと思っていました。

 

実際に運転してみたら、普通の人は、基本的に死たくないし、怪我もしたくないから、それらを避けるように行動していて、衝動的に車道に飛び出す人は、滅多にいないということが理解できました。

 

この理屈っぽさや、思い込みの激しさはアスペルガー的。

人を信用できないダークな部分は生育暦(トラウマのようなもの)だとして、

どちらも認知の歪みを是正すれば、ある程度は何とかなるかも。

 

「そういうこともあるけど、そうじゃないこともあるよ」

「そうじゃないことの方が、いっぱいあるね」

「どうやら、そうじゃないことの方が、一般的らしい」

「適度に安心して、出来る」

 

これが、認知行動療法